六甲山縦走

今年も懲りずに年一回のハイキング??
先日の23日に六甲山縦走に参加してきました。(走っちゃダメよ!)

距離56km(もうちょっと少ないのでは?とは言われていますが・・・)、
約75,000歩
直前まで雨で、道の泥濘が心配でしたが思ったほどではなく。
暑過ぎず、寒過ぎず、丁度と言った気温で、思いのほかペース良く歩けました。
須磨浦公園で朝の5時からスタートの受付ですが、4:40位に辿り着くとやはり長蛇の列で、
受付できたのが5:23となりました。
歩き始めて暑くなり上着を脱ぐと、雨の影響で湿度が高いせいか?みんな背中から湯気が・・・

また、夜が明け始めると霧が・・・
雲海とはならず、オカルト映画の林の中の様な風景が広がるのでした。


今年は紅葉がもう一つパッとしない色でしたが、


徐々にそんな色の事も考える余裕が無くなり、
下界が見える度に、何で金払ってこんなしんどい事をしてるのか・・・と(TT)

そうそう、今年は台風の被害で所々倒木があり、
迂回路になっているところや、
道をふさいだ倒木をまたいで進まないといけない所もありました。
自然の猛威は凄い!

芦屋に入るころには、もう日が暮れそう・・・


こうなると、毎年しんどい事を忘れ、帰巣本能が目を覚ます。
少しでも明るいうちに先に進みたい、進みたい帰りたいそれだけが頭に。
攣りかけていた太腿の事もどっか吹っ飛び、ペースが速く(と言うかジョギング状態に)なる。
下りは駆け下り、上りはラッセル車のごとくストックかきながら必死。
息切れではぁ〜はぁ〜。でも、帰巣本能が勝ち、見ず知らずの人達と無言でただ黙々と前へ。
そして、ライトが必要な時間に。
真っ暗な山の中、いきなり出されたなら怖くてスローペースな歩みになるのだろうが、
徐々に慣らされた目のお蔭でペースは落ちない。
そして約2時間後、目の前に宝塚の夜景が・・・

ここで気が抜けるのか??道がアスファルトになるからか?
急に足先が痛み出す。
あと、数キロを痛い足を引きずり進み。
やっとゴール。

約13時間の長旅でした。(今年も目標の12時間にはとどかず・・・残念!)
今年は、雨上りのためか?喉が余りかわかず、
いつもなら軽く3リットルぐらい飲むのに、2リットル以下の水分摂取。
でも、分からない所で脱水状態になっていたようで、
歩き終えた後のラーメン屋でジョッキに5杯の水分摂取(1杯はお酒^^)。
やたら水分を欲する状態となっていた。
やっぱり年を取ると、身体の変調に鈍感となるのか?
気を付けないとコロッと行ってしまうな(^^;

この様にして、1年で一番長い一日が過ぎたのでした。

追伸:
ちなみに、5日過ぎた今日もまだ足の指が痺れています。(TT)