南アフリカ奮戦記8 やっと大会のはずが・・・・

むっちゃ楽しかった観光もすっかり終わり、とうとう大会。
この日は朝6時半だったかな?のバスで宿舎を出て大会の受付と計量に向う。
早めにロビーに下りのんびりしていた。
さて、そろそろバスの時間も近付いてきたので、バスの着くエントランスに出ようとした時だった。
信じられない言葉が耳に飛び込んできた・・・・
「パスポートが無い!」
うらばん子リスがバタバタしている。
パスポートを入れたクリアファイルごと見当たらないのだと言う!!
もう一度室内を再捜索するが見つからない。
でも刻々とバスの出発時間は迫ってくる。
朝の時点で一度パスポートを確認しているとの事だったので、スーツケースに入ってるんちゃうか!!と良いように考え、ほぼ無理やりスーツケースをバスに乗せ会場に向った。
バスの中では「きっとあるってぇ〜!!!」となんの根拠も無い会話を連呼。
15分ほどで会場の大学に到着。
駐車場でスーツケースを開けすみからすみまで探す・・・・
でも無い・・・・・・・・・・・・・
う・・・・・・・・・〜・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・
パスポートが無ければ試合に出れないの騒ぎではない。
「大丈夫、何処かにはあるって!」と言いながらも、日本大使館の場所を地球の歩き方で調べるワタシ;^^A
とりあえず、再度ホテルの部屋とロビーの確認に、英語担当の黒豆と子リスと同室のタヌキでホテルに戻ることになった。
と言っても戻る手段が無い。バスはもう既に居ない。そこで駐車場の警備のおじさんに相談した所、タクシーを呼び出してくれるとの事。
駐車場のすみでポツンとタクシーを待つ我々・・・・・
30分経過、まだ来ない、1時間経過まだ来ない・・・・
早朝で人が少なかった大学構内もだんだん人が増えてきた。
警備のおじさんも気にかけてくれ、とうとうタクシーをあきらめ、
おじさんが駐車場に着た見ず知らずの人を捕まえてくれ、ヒッチハイクとなった。
3人とも無事に帰ってくるんだぞう〜!!

さて、残された7人はする事がないので、受付の場所や計量場所の探検。
設備のスタッフも選手もかなり集まってきた。
前もっての情報通りに、計量は世界大会では始めての個人づつの測定だった。
計量場所には仮計量用の量りもある。
好き勝手に仮計量を実施。(そろって量りに行かない所が我チーム!)
各人が量ってきた体重を体重部長の山椒魚に知らせる。
すると山椒魚の顔が怒りの顔に!!
イノシシも小生の体重も予定の体重よりもかなり軽い・・・
パンダも軽い。ジャストなのは体重部長自身ぐらい・・・・
結果!体重部長のお厳しいお怒りのお言葉が宙を飛ぶ!!
それでなくても不安な状況でのお厳しいお言葉。
みんな瞬間湯沸し器!パンダはペットボトルを投げつけどこかに行き、
小生とイノシシは山椒魚に自分勝手な主張をぶつける!
「この数日、体重計も無いのにそんなに細かく合わせれるかぁ〜!!」
「オーバーして出られへんのとちゃうんやから良いやろぉ!!」等など・・・・
(そう言えば前日は昼食も取らずに長距離ドライブ&晩ご飯はスーパーのてんやもん、きっとこれがいけなかったのよ!)
それにしても、今回一人で参加して頂いた安藤さん、目の前でこのバトルを見てどう思ったろうか・・・・
このように超ぉぉぉぉぉぉぉぉ〜不安な大会の始まりなのでした。