南アフリカ奮戦記11 世界選手権1

開会式翌日、世界選手権540kg級に参加。
出場国は「南ア・リトアニアスウェーデン・ベルギー・オランダ・台湾・USA・スイス・日本」の9カ国
予選リーグ総当り2セットマッチ勝ポイント制で上位4チームが決勝トーナメントを行う。
チーム重量は流石に我チームの486kgが最軽量。
しかも、計量したのは3日前。
我チームは恐らくほとんど増えていることが無いが、他チームは540kgを超えてきている可能性も大!!
なんとか、試合になるように持ち込みたいものである。
初戦は南ア。
ステディ・プルの声と共に根こそぎ持ってかれると言うのはこう言う感じ!
といった具合で、試合にも持ち込めず引きずり回された。
凄かったのは6試合目のスウェーデンとの試合。
試合2本トータルで24秒。なんと2本目は11秒。
まさしく100m走でもしているかのように秒殺されたのでした。
情けねぇ〜・・・・・・
結果。無残にも全く良いとこ無しの全試合惨敗。
(TへT)
1位スウェーデン、2位オランダ、3位南ア、4位台湾
ここでも強豪スイスを押しのけ台湾が4位になる実力を発揮。
得意階級であろう明日の500kgでどこまで上がってくるのか、
初出場の台湾に注目が更に集まるのでした。
ちなみに台湾は男子の一番重たいクラス以外は全クラスにエントリー。
しかも、各クラスでの選手の重複はほとんど無く。
それは凄い人数の大選手段。お昼の食事も地元の華僑の人達が大量のデリバリを用意。
横で見ていてスゲェ〜!!!!の一言でした。

さて、世界選手権での余談
クラブ選手権と異なり世界選手権では各国1箇所の控えテントが与えられる。
今回は会場がラグビー場のため階段状の観客席があり、その階段を区切って控えブースとなっていた。
そのブースの割り振りは観客席にポールがあり、そのポールに掲げられた国旗の下がスペースとなる。
だが、日の丸の下には既に他国の選手が・・・・・
どいてほしいが、その国の選手も自分達のスペースが他国に取られたからと出て行こうとしない。
最終的には審判に直訴。
なんとか強制移動で席を確保したのでした。
試合でも試合の外でも弱い日本をさらしたのでした。
まぁ〜政府も同じようなもんですけど・・・・・