脳ミソ

我が母親がパーキンソン病を発病した。
動かなくなった手足を動かすために、ドーパミンの発生を促す薬が処方された。
おもしろい物で動かなかった手足が動き出した。
と同時にやたらと気分がハイになっている。
かと思いきや急にウツに・・・・元々ウツの気はあったのだが変動が凄い。
脳ミソと言う物は普段は意識する事もなく微妙なバランスの中で動いている事が良くわかる。
ほんのわずかなバランスが崩れるだけで人格が変って行く。
自分自身の脳ミソも同じように絶妙なバランスの下でなんとか思考できているのだろうか?
確かに試合で、極度に緊張する時、異常に客観的に自分を見ている時、そしてその中間の時。
自分では常に中間を狙ってはいるがなかなか制御出来る物ではない。
スポーツにおいても脳科学がもっと進むと、全く異なったトレーニング方法が出てくるのかな。