南アフリカ奮戦記14 さらばプレトリアできるかな???

大会を終えたプレトリアを去る日。
帰国組みと観光組みに分かれる。
帰国組みは14時過ぎ、観光組みは12時過ぎの飛行機。
10時にホテルのチャーターしたバスが迎に来る予定、予定・予定・予定。
日本人らしく予定時間より早めにホテルの前に出てバスを待つ、待つ・待つ・待つ・・・・
10時:バス来ない・・・・
南アフリカだからぁ〜・・・・
時間にルーズなんかな?
バスを待つ・待つ・待つ・・・・
10時半:バス来ない・・・・・
流石に不安になり、黒豆がホテルのフロントからバスを手配した大会お世話本部のような所に電話する。
手配済みのような事を言っているようだが、どうも怪しい。
空港までは1時間弱。ギリギリまでは待とうと言う事ないなったが・・・不安・不安・不安・・・・
黒豆がロビーで奮闘している間、ホテルの前にマイクロバスサイズのバスが来た。これかな?と思い各人、超片言で状況を説明。でも、このバスではないと言う。
しかし、親切なのかこのバスの運ちゃんバスを用意すると言う。
11時:バスまだ来ない。
ここで観光組み(黒豆・イノシシ・小生)はタイムリミットと感じ、タクシーを呼び一足先に空港へ向う。
例の運ちゃんが用意すると言っていたバスが来る事を願って、ここでバイバイ。
唯一の翻訳機の黒豆と離れる帰国組み。
バイバイする顔が引きつっている・・・・・
観光組みは12時過ぎの飛行機。飛行機に間に合うようにタクシーのドライバーさんにお願い。
するととばす、とばす・とばす・とばす
制限速度があるのか?ないのか?
時速200km近く出てる・・・
もちろんハイウェイだと思っていたのだが、途中で信号が・・・・
これ、普通の道ぃぃぃ〜??
す、す、す、すごい国だ!!
ちなみのタクシーのスピードメーターは日本とことなり260km/h位まである。(おそろしやぁ〜)
そんな自殺行為のお陰で11時半過ぎに空港に到着。
するとほっとするのもつかの間、
今度は我々の乗るケープタウン行きのカウンターが恐ろしい量の人でいっぱい。
げー・・・・!と思いつつも、予約時間が近付いてるから優先的に手続きをしてくれる。等と日本の感覚でいた。
でも、いくらたっても呼びに来ない。
それどころか、通り掛りの係りのお姉さんに聞いても、そこに並べと言うだけ・・・・
時間は刻々と過ぎる。
ドキドキしながら待っていると。
そこに帰国組みが登場。なんとかバスに乗れたようだ、でも既に支払い済みのバスは来ず、
親切そうな?バスの運ちゃんが用意したバスで来たら結構な料金を払えと言われたそうな・・・・
そら、金づるだから親切にするわな!
でも、お陰で帰国組みは無事に飛行機に搭乗する事ができた。
問題は居残り組み。
飛行機離陸時間の12:10は既に過ぎた。
げぇ〜どうなるのだろうか?????
受付カウンター前にたどり着いたのは既に13時位。
どないなるんじゃろ?と思っていたら「15時過ぎの飛行機」でチェックインされた。
実はプレトリアからケープタウン行きの飛行機は1時間毎位に引切り無しに飛んでいる。
日本人の感覚だと飛行機は国内線でも決った時間に乗らないと!と思うのだが、
どうも違うようで、遅れれば次の飛行機と言った具合に、電車感覚で飛んでいるようである。
お陰で冷や汗をかいていた我々もほっと一安心。
当初予定よりも少し遅れたが無事にケープタウンに到着できたのでした。
それにしても、過去に例を見ない、実に冷や汗物の一日でした。
ドキドキ!!